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 Headlight Controls

ヘッドライトの自動点灯、点滅用外部ソフト
 

rf2hcv1872.jpg

 

2022/11/27追記

Build1131でrF2にパッシングボタンが追加されました。キーアサインの方が設定は簡単です。詳細はこちらでご確認ください。

 rFactor2 Headlight Controlsは、外部からヘッドライト動作を入力する外部コントローラソフトです。

 このソフトは必須アイテムというほどではありませんが、パッシングの点滅回数やリミッター動作時の点滅も制御可能になり、慣れてくればヘッドライトの操作がとても簡単になります。

  • 諸注意

    • HCを使用するには、rF2本体を起動する前に起動する必要があります。

    • rF2起動中は、設定を変えても反映されません。

    • 設定完了後は、”Save  configration”をしないと反映されません。

  • インストール

  1. rF2HCを動作させるには"rF2 Shared Memory Tools"というプラグインを使用します。このプラグインを、予めインストールしておいてください。既にCrewChiefやSimHUB等を使用されている場合、この手順は必要ありません。

  2. rF2HCは"rF2headlights.exe"ファイルのみで配布されています。ファイルのDL後は、適当なフォルダを作ってそこにコピーしましょう。

  3. rF2HCを起動すると"headlightControls.ini"というファイルが生成されます。その2つのファイルも、先ほどのフォルダに保存しておくと良いでしょう。

  • 設定フロー
    rF2HCは設定が少しややこしく、手順も分かりにくくなっています。設定は、このような手順で進めます。

Player Headlight Controls
rF2HC内でボタン設定
V
Headlight Options
点滅時間、オプション動作情報を設定
V
rFactor Headlight Control
rF2本体にはキーボード入力として伝達
V
rFactor2 status
rF2本体とrF2HCの動作チェック
V

rFactor2 コントローラー設定

V
コース上で動作確認


*太字:設定項目

hc3.jpg
Player HC Controls

 

  • Player Headlight Controls
    Player Headlight Controlsでは、実際に自分が使用するボタンを設定します。
    4箇所の設定項目がありますが、基本的には
    ”Select Toggle headlights”(ヘッドライトON/OFF)
    ”Select Flash headlights”(フラッシュON)
    の2つを設定しておけば問題ありません。

    • "Select Flash headlights"
      パッシング用ボタン設定となります。アサイン方法は上と同じです。

    • rFactor Headlight Control
      ここではキーボードのキーを設定します。上で設定されたボタンは、rF2本体にはキーボード入力として伝達されます。
      デフォルトではキーボードの”H”に設定されており、既に他の操作でこれを使用していないならそのままで問題はありません。都合が悪い場合は、使用していないキーにアサインしてください。

    • ”Select Toggle headlights”
      ヘッドライトのON/OFFボタンの設定です。
      左のBOXをクリックし、使用したいコントローラのボタンを押すと、ControllerとContolに使用しているController名と数字が自動的にアサインされます。

hcerror.jpg

 

  • iniファイルの書換え

 新しい​rF2HCにバージョンアップすると、この様なエラー表示されることがあると思います(表示されない方は気にしなくて大丈夫です)。

 

 これは、新バージョンではController.JSONファイルの場所がheadlightControl.iniに記述されており、その場所がデフォルト指定(Cドライブ)と異なっていることを表示しています。

 このエラーを無視してもHCは起動しますが、稀に動作が不安定になることがあります。

​ エラーを回避するには、インストール時に作成された"headlightControls.ini"を開き、Control.JSONの場所を修正した上で、改めてキーバインドを行う必要があります。

hcini.jpg

 

 iniファイルを開くと、下の方に"controller_file"というJSONファイルの場所を指定する行がありますので、ここを自分がrF2をインストールしているドライブに変更してください。

 

 ちなみに私の場合、Eドライブに保存してあるので、

"E:\SteamLibrary\steamapps\common\rFactor 2\UserData\player\Controller.JSON"

となります。

 この書換え後、再度rF2HCを起動し、もう一度ヘッドライトボタンのキーバインドを行ってください。画像のように2行のControl欄が同じキー表示になれば、設定は完了です(Saveボタンをお忘れなく)。

hcerror4.jpg.png
rf2hcv1872_option.jpg.png

  • Headlight Options

 Headlight Optionsでは、点滅間隔やオプション動作を設定します。様々なものを試して、自分好みのヘッドライト動作を作ってください。


 ”Flash when pit limiter on”(リミッターONの間、点滅を続ける)と”Flash when in pit lane”(ピットレーン走行中、点滅を続ける)では、お好みの方にチェックを入れてください。両方でも動作しますが、リミッターが作動しているのを確認したい場合は、上だけにチェックを入れたほうが良いでしょう。

 ”Headlights on at start”は、スタート時に自動的にヘッドライト点灯させたい場合に使用します。昼夜問わずヘッドライトを付けておきたい場合に便利です。

 "Overtake flash count":フラッシュボタンを押した際の点滅回数を指定できます。2回~10回の間で自由に設定できます。

 "Overtake flash ON/OFF time":フラッシュ時のライト点灯/消灯時間を個別に設定できます。例えば、200/100のように設定すると、点灯0.2秒、消灯0.1秒のように、少しアクセントのある点滅をさせることができ、前方車両に気付かれやすくなるかもしれません。

 "Pit flash ON/OFF time":オーバーテイクと同じく、ピットロード(リミッターオン)時のライト点灯/消灯時間を個別に設定できます。ピットロード中は常に点滅しますので、あまり短い間隔にはしないほうが良いでしょう。


 ”Overtake flash duration(old ver.)”は、フラッシュボタン動作時のフラッシュ間隔を指定できます。単位はms(ミリ秒)となり、時間は0~500(0から0.5秒)まで選択できます。あまり短いフラッシュ時間だと、前方車両に気づかれにくいかもしれません。

 ”Pit flash duration(old ver.)”は、ピットイン時(もしくはリミッター動作時)のフラッシュ間隔を指定できます。単位、時間はフラッシュと同様です。とても短くすると、金曜深夜の大◯埠頭のようになります。

 ”Automatic headlights”をスライドさせると、自動的にヘッドライトを点灯させることができます。

 

 設定は下記の5段階となります。

”Driver turns them on”:自分でヘッドライトを点灯させます。自動点灯はしません。

”At least one other driver has them on”:他車が一台でも点灯させた時点で自動点灯します。
”More than one other driver has them on":他者が二台以上点灯させた時点で自動点灯します。
”At least half of the other drivers have them on”:半数以上点灯させた時点で自動点灯します。
”All the other drivers have them on”:他の全車が点灯させた時点で自動点灯します。

hc5.jpg

 

  • rFactor2 status

 rFactor2 Statusは、rF2内での動作を表示しています。rF2の動作に応じて、チェックが入ったり記述が変わったりしますが、基本的にここで何かをすることはないので詳細は省きます。もし、rF2内で設定どおりに動作しない場合は、ここを見れば何が不足しているかを確認できます。

hc6.jpg

 

  • Save configration

 設定が終わった際、もしくは設定を変更した際は、必ずこのBOXを押して保存してください。保存しないとrF2にも動作が反映されません。

control.jpg

  • rF2内コントローラ設定

 ここまでの設定が終わったら、次はrF2を起動し、コントローラー設定を行います。

 上でも述べたとおり、rF2HCは、ボタン動作をキーボード入力としてrF2に伝達するので、従来のヘッドライトボタンの設定は使用できません。

 rF2を起動したらコントローラの設定画面を開き、”DRIVING”の”Headlights”を選択。ここで、”rFactor Headlight Control”で設定したキーボード入力(デフォならH)をアサインし、設定を保存してください。

 ここまでの設定で、殆どのフラッシュやヘッドライト動作が可能になるはずです。上手く動かない場合は、大抵、キーボードからの入力設定が間違っているか、rF2を起動したまま設定していたり、Saveボタンを押し忘れて設定を保存していなかったりします(全て筆者体験談です)。

 また、稀にリミッター時には点滅するけど、ヘッドライトのON/OFFができなかったり、パッシング(Flash)が動作しなかったりします。そういう場合には、Headlight Controlsを再起動してみてください。

 最初の設定がややめんどくさいアプリですが、動いてくれると何かと便利です。耐久レースに多く出られる方は、是非試してみてください。

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