
RandomWeather Plugin
tanima鯖では2015年のリリース当初から使用させていただいている、ランダムで天候を変化させてくれるプラグインです。このプラグインの登場で、rF2のマルチでも天候に運命が左右される、面白いレースが出来るようになりました。プラグイン製作者はPalm3rさん、ありがとうございます。
この記事ではプラグインの使い方を簡単にまとめてみましたので、よろしければ参考にしてみて下さい。
インストール方法
ランダムウェザープラグインのインストールは非常に簡単です。S397フォーラムのスレッドにアップされているzipファイルを展開し、各フォルダをそのままrF2のフォルダにコピーするだけで終了となります。また、ランダムウェザーを動かすにはVisual C++ Redistributable for Visual Studio 2015がインストールされている必要もあります。
プラグインの動作を有効にするには、rF2のランチャーを起動する前に\UserData\playerフォルダ内にあるCustomPluginVariables.JSONを開き、RandomWeatherの"Enabled"を1に書き換えます。これで、シングルプレイでもDedi鯖でも、コースインと同時に計算を始めてくれます(動作開始まで2~3分かかることがあります)。
初期設定
動作の設定には、\rFactor 2\Plugins\RandomWeatherフォルダ内に生成されるRandomWeather.iniを使用します。使い方に関してはiniファイル内に分かりやすく解説されているため、英語が苦手な方でも翻訳サイトにコピペすれば問題はないと思われます。
一口に"ランダム"ウェザーと言っても、このプラグインは何も雲や雨をバラバラに発生させているわけではありません。このプラグインの最大の特長は、雲の量に合わせて雨が降るかどうかを計算させている事により、よりリアルに近い雲の量と雨を演出することにあるといえるでしょう。
雲の量が増えないと雨は降らないようになっていますので、雲の発生状況を注視していればリアルウェザーよりも天候変化が分かりやすい場合もあります。
Weather Settings [Basic]
event_duration =
天候傾向を計算をする時間間隔を分単位で入力します。例えばここが60であれば、60分ごとに天候の方向性を再計算することになります。上述したとおり、このpluginは雲の量が増えないと雨が降らないため、60分経ったからと言ってすぐに雨が降るor止む訳ではありません。また、下記のRain_chanceの計算によっては、次の60分では雲は増えても雨は降らないこともあります。
なお、tanima鯖では通常20に設定していますが、ここは鯖管さんのお好みで変えると良いでしょう。
rain_chance =
雨の確率を%単位で入力します。例えばここが30であれば、30%の降水確率になる…と思われるでしょうが、このプラグインではちょっと異なります。
一般に30%の降水確率といえば、例えばこれが天気予報なら「雨は降るかも、でも小雨とか夕立とか少しだけかな?」というような少量の雨を想像すると思いますが、このpluginのRain_Canceでは「雨が降る?YESかNOか」を選択する確率となります。よって、雨の強さや長さには全く影響しないことに留意してください。
tanima鯖の経験則から、rain_chanceを15以上にするとかなりの確率で雨が降り、そして長く降り続ける傾向があります。これは、数値が大きけば大きいほど再計算でも雨の確率が高まってしまうため、と推測しています。
そのため、長雨を好まない場合はこの数値は低い方が良いでしょう。また、ここを0にしておけば、雨が降ることはないと思われます。
なお、tanima鯖では通常5に設定しています。
min_air_temp =
max_air_temp =
気温の下限と上限を℃単位で入力します。この部分は見たままで、この場合は20~30℃の間で気温が変化することになり、雲の量、雨の確率とは全く関係ありません。
プラグイン稼働中の気温変動は、常にこの数値の間で上下しますが、数値の間を大きくしすぎると常識外れの気温変動が起こってしまいます。
なお、プラグイン稼働中、rF2側の気温は路面温度にのみ作用します。そのため、例えばtempが20~30℃の設定なら、rF2側の気温を35℃ぐらいにしておくと、25℃前後の気温と35℃の路面温度が演出できるようになります。
Parameter Settings [Advanced]
[cloud]
zero = 0.25
amplitude = 0.75
period = 1800
octave = 2
min = 0
max = 1
expression = cloud(T) + (wind_speed(T-30) / 2)
こちらはパラメータセッティングの一例(cloud)になります。パラメータセッティングはそのままでも十分に使用できるので、不都合を感じなければ特に変える必要はありません。ただ、プラグインの制作時期(2015年頃)が古く、現状のrF2バージョンとは天候計算がかけ離れてしまったため、この部分の調整が必要になっている部分もあるかもしれません。
この辺の詳しい説明(独自考察)については拙ブログにてまとめておりますので、ご興味のある方はそちらを御覧ください。
Tips
・セッション開始から計算結果が出るまでの数分間(1~3分程度)は、天候は変化しません。よって、セッション開始時には晴天でも、計算が終わる3分後には突如雲が増え雨が降り出すこともあります。
・セッションが切り替わっても以前の計算を維持し続けます。例えば、WU終了時には雨だったものがRace開始時には上記理由により雨が上がったように見え、また数分後には再び雨が降り出す事があります。よって、直前のセッションで雨が降っていた場合は、次のセッションでも雨が降り出す可能性が高いと考えてください。
・RealWeatherとRandomWeatherの2つのプラグインを併用すると、リアルでは晴れなのにランダムが働いて突然雨になったりします。併用できないことはありませんが、プラグイン同士が天候をいじり合うため、rF2の処理が重くなる可能性もあります。
・S397のフォーラムでPalm3rさんが「天候は曇りor雨を選択してください」とさているのは、晴天設定にすると不自然に雲が現れて雨が降り出すのを防止するためでした。しかし、現Build(1120)では、曇りor雨スタートにしてもこれを防止できず、突如雨が降ってしまうことがあります。
・天候を曇りor雨を選択すると、路面温度はrF2の仕様で26℃/20℃固定になります。tempの範囲に合わせて路面温度を変えたい場合や、RealRoad設定を独自に読み込ませたい場合は、天候はscriptを選ぶ必要があります。
・rF2のDedi鯖にあるRandomチェックは、5つある時間別天候設定の順番をランダムに変えることが出来るという意味になります。このランダムプウェザープラグインとは全く関係がなく、プラグイン使用時にはrF2の天候設定を変更する必要はありません。
・ランダムウェザープラグインを使用する際、scriptの天候設定は全て同じ設定にしておくのが無難です。あまり複雑な天候変化を与えると、rF2(Dedi鯖)自体が重くなってしまうことがあります。
